ヒップホップ、Kポップダンス、カヴァーダンス——。今、空前のダンスブームが続いています。YouTubeやSNSで憧れのダンサーを見つけ、スタジオに通い始める大人が後を絶ちません。ダンスはもはや、若者だけのものではなくなりました。
でも、そんな熱気の中で、こんな気持ちを抱えている方もいるのではないでしょうか。
「動画を何度見ても、次のシーンで何をやるか忘れてしまう」
「周りの人たちはどんどん覚えていくのに、自分だけ取り残されている気がする」
「楽しいはずなのに、レッスンが少し怖くなってきた」
年齢とともに記憶力や反射神経が変わっていくのは、ごく自然なことです。でもだからといって、ダンスを諦める必要はまったくありません。
他のダンスには「暗記の壁」がある
カバーダンスやヒップホップには「振り付けを完全に暗記する」という共通のハードルがあります。
曲のどのタイミングで何をするか、右手か左手か、何カウントで動くか——これを全て頭と体に叩き込む作業は、実は相当なストレスです。
初心者の多くが「楽しくなる前に辞めてしまう」のは、センスや体力の問題ではなく、この”暗記の壁”が原因であることがほとんどです。
社交ダンスには、振り付けが存在しない
では、社交ダンスはどうでしょう。
実は社交ダンスには、覚えるべき「振り付け」が存在しません。
社交ダンスには「ベーシックステップ」というシンプルなルールがあります。
リード役が体重移動や手のプレッシャーで次の動きを伝え、フォロー役はそのシグナルを感じ取って対応する。このやりとりだけで、踊りが成立します。
音楽が流れたら、ベーシックステップを踏みながら、パートナーのリードに身を委ねる。それだけでいいのです。つまり、「振りを覚えられない」という悩みが、そもそも発生しないジャンルです。
暗記の代わりに、体に「刻まれる」ステップがある
振り付けを覚えないとしたら、レッスンで何を身につけるのでしょう。答えは、「体に刻まれるステップ」です。
社交ダンスで練習するステップは、特定の曲や発表会のためにあるのではありません。音楽が流れる場所であれば、どこでも・誰とでも・いつまでも使えるものです。
自転車の乗り方を一度覚えたら、何年経っても乗れるように——身体に入ったステップは、忘れません。
発表会で「終わる」ダンスと、一生「続く」ダンス
カバーダンスやヒップホップのレッスンには、多くの場合「発表会」というゴールがあります。
何ヶ月もかけて一つの振り付けを完成させ、ステージで披露する。それはもちろん感動的な体験です。
でも——発表会が終わったら、その振り付けを踊る機会はほぼありません。次の発表会に向けて、また新しい振り付けを、一から覚え直す。その繰り返しです。
社交ダンスには、「終わり」がありません。
ある日こんな場面が訪れます。
クルーズ船の夜、ダンスタイムの音楽が流れる。
旅先のダンスホール、誰かが手を差し伸べてくれる。
そのとき——「踊れる人」と「踊れない人」の間には、埋めることのできない差があります。
ところが社交ダンスを習っている人は、迷わず立ち上がることができます。特別な準備も、特定の曲の予習も必要ありません。体の中にステップがある、ただそれだけで踊れるのです。
発表会のためではなく、人生のあらゆる「音楽がある瞬間」のために踊る技術——それが社交ダンスです。
重ねるほど、輝きが増すダンス
もうひとつ、他のダンスと大きく違うことがあります。社交ダンスは、続けるほど豊かになります。
振り付けの暗記は年々きつくなりますが、ステップの熟練度・音楽の解釈・パートナーとの呼吸は、積み重ねるほど深みが増します。
50代でも、60代でも、「あの人の踊りには品がある」と言わせることができる——そんなジャンルは、ダンスの世界でも社交ダンスだけかもしれません。
新浦安・舞浜エリアにある遠藤ユキヒコダンススタジオでは、そんなあなたのダンスデビューを全力で応援します。気軽な気持ちでお越しください。


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